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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

英語配列キーボードをメインで使う事にした話

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私の家にあるPCは基本的に全部日本語版のOSが入っています。

全部NotePCなのですが、とりあえず今現在私の使っているものでいうと日本語版Windows10のDELLが1台。更に過去にWindows Vistaが入っていたVAIOとWindows7が入っていた古いDynabookがあって、それぞれMemoryを足して中身をUbuntuに入れ替えて日本語環境設定で動かしています。あとはWindows98が入っていて稼働環境的にUbuntuにすら入れ替えられないバッテリが全く使えなくなった骨董品の東芝のNotePCがあるのですが、まぁこれはちょっと実家の思い出が残ってる品物ということで静かに余生を送っている状態です。

まぁここまでは普通の環境です。Ubuntuの子が2台いてそのうちの1台がSyslog Serverになってるとか一般家庭なのに何やってるのよそれおかしいだろという議論はあるかと思うのですが、まぁ普通です。普通の日本語環境だけの世界です。



「文字を打つキーボード」との出会い

もちろんメーカーがそれぞれ違うのでキーボードの配列が違っていて、EnterKey / EndKey / DelKeyあたりで未だにまごつくことがあります。更にいうと、元々私自身の「文字を打つキーボード」歴は思い起こせば高校生だった1978年か79年頃に色々理由があって親に買ってもらったOlivettiのタイプライターに触ったのが最初でした。

ガチなメカニカルです。

別に親が英語を使うような環境ではなかった我が家に、ある意味アルファベットしか扱えない最初の機器としてそれが来たのですが、まぁ当然手も足も出ません。どの文字がどこにあるかなんて全然わかりません。仕方ないのでとにかくアルファベット26文字をひたすら打ち続けること1年位。何となく手が文字の位置を覚えてきたので、次は例えば学校の英語の教科書とかをタイプしてみるように。なんでそんなことしてたのかは謎ですが、親として高度成長の後の不況の時代にこれから社会にでる息子に何か役に立つ芸を持たせたいみたいなところがあたのかもしれません。

因みにその後自分がそんな(想像上の)親の期待に答えられたかというと自戒の念が身に堪えるわけなんですが、少なくとも英語を専門に勉強したこともないにも関わらず学校を出て就職してキーボードの前に座った1985年、まだ一人1台のPCなんて想像すら出来ず、今で言うIT系の企業であっても外資系の偉い人の秘書以外キーボードを触ったことがない人が大多数を占めていて、自分が売ってる表計算ソフトで集計した自分の部署の売上の画面を見ながら「俺はこんなのの計算結果なんて絶対信じないぞ」とか言いつつ電卓で検算してる営業課長が普通に居たような時代に、何故かキーボード見ずに文字を打てて驚かれた程度の効果はありました。

だからといって何か貰えたわけでもなく... というか書類作る仕事は他の人より多く降ってきたくらい。
まぁそんなもんです。



黒船(英語Window環境)が我が家に来た

元々タイプライターや太古の昔のメインフレームのオペレーションコンソールを始め、それこそDOS/Vなどの日本語配列が確定する前の「日本語が扱えないキーボード」は普通に触っていました。実際のところメーカーや機種によって配列が微妙に違ったりしてましたが文字の場所はQWERTYであれば基本は同じ。Dvorak配列は見たことあるけれど触ったことはありませんでした。でもまぁそれは余談。

ただしそれ以外の場ではPCの普及に合わせて周囲にも日本語キーボードが普通に出てくるようになり、3ディスケット(この言い方でお里が知れますが)がガチャンガチャンと回りながら文字が出くる世界から今のようにスラスラと日本語が打てる時代に変化してきたんですが、幾つかの特殊な時期以外は私の使う文字を打つ場での標準環境はほぼすべて日本語キーボードでした。

でも実は過去に触っていたPC/AT(互換機じゃなくて実物)やIBM 3179などのメカニカルな英語のキーボードが大好きで、日本語OSの入ったPCにつけるためにわざわざ確保していたPS/2キーボードを使っていた時期はありました。その後も自分でキーボードを選ぶならメカニカルなガシャガシャいう方向のモノが多かったのですが、少なくとも配列が英語配列であってもそれほど違和感はなかったのは事実です。ただし一時点で目の前にあるのが日本語キーボードもしくは英語キーボードのどちらか一つであれば。

そんな中、いろんな事情から英語版Windowsの入ったガチな英語環境のPCが我が家に出現することに。
環境的にはまさに黒船です。



日本語キーボードと英語キーボードが目の前に常にある状態

全く配列の違うキーボードが目の前に二つあり、それぞれで文字を打つ必要がある状態。これ、私にとっては想像以上に厳しいものでした(あえて過去形に)。前述したように日本語キーボードであってもメーカーや機種により EnterKey / EndKey / DelKey あたりの大きさや位置関係が微妙に違っていて困ることはありますが、それ以上に@や「」など記号の位置が全然違うのは知ってる方は知ってる話。そしてもちろん「漢字」とか「変換」「無変換」といったキーなど無いのですが、まぁこれはある程度共通の他のキーで代替するので何とかなる。

でも通常目の前に日本語キーボードと英語キーボードが並んでいて、それぞれの記号の場所が違う。
色んな理由があって、少なくとも在宅で居る場合には両方を並べて使う必要がある。

まぁそれでも何とか使っていたのですが、実は元々別の問題を抱えていました。



日本語Windowsで日本語キーボードの環境からUbuntuにsshで入っての作業でちょっと面倒なことに

前述のとおり ubuntu が2台あるのですが、そのうちの1台は何故か syslog サーバーになっていて、その操作をRDPとかではなくsshでログインしてコマンドぶっ叩くという不思議な状況があったりします。GUIでなんでもできるでしょな世の中で awk と grep と vi と sed に命を預けるみたいな30年くらい前のUNIXの世界なんですが、まぁ色々あるんですよ。いやしかし、メインフレーマーに居てMVSとかVMとか触りながら何故か 4.3BSD とか AIX2.1とか SunOS 4 とか HP-UX 1.0 とかにもなんとなく触ってた経験が今になって生きるとは、って感じです。多分これってインターネット考古学と並行して存在する... かどうか知りませんがUNIX考古学の世界の話だよなと思ったりしますが。

で、実際このあたりの話を20代とか30代の人と話をしてると「なんでそんなこと知ってるんですか?」とか言われるんですが、まぁ事実その頃そこにいたので仕方ない。なんだか歴史上の人物と会ったことがある人みないな驚かれ方するんですが、でもそうですよね。だって彼らが生まれる前の話だったりするんで。

それはともかく、英語キーボードと日本語キーボードを行ったり来たりしてるとどうしても記号の位置がわからなくなる。タッチは違うので感覚的に今どちらを触っているかによって間違いは減りましたが、でも辛い。どうしても記号を探してキーボードを眺めてしまう。

なんとかせねば。



英語版Windowsに日本語キーボードが繋がらないという悪夢

仕方ないので外付けキーボードに一本化することにしました。市場での手に入り易さや選択肢の多さとかあるんですけれど、そこで何も考えずにBlueToothで繋がる日本語キーボードを購入。基本的に家で使うので少々うるさくても良いやと赤軸のメカニカルキーボードです。当然ですが日本語Windowsにはもう何も考えずにつながります。続いて我が家にやってきた英語WindowsにBluetoothでつないだんですが、英語キーボードとして認識しています。@は数字の2のところだし、()は数字の9と0のところで、日本語キーボードとひとつ右にズレています。それもふくめ殆どの記号の場所が違うんですが「じゃぁキーボードプロファイル切り替えれば良いじゃん」と思って設定を開けたんですが...

言語切り替えは出来てもキーボードレイアウトの変更ができない!

これは私の手元のPCにインストールされているOSあるいはそのライセンスの問題かもしれません。OS自体はネイティブの英語版で、ただしApplicationの上では日本語の表示や入力はできる環境なのですが、そのOSの設定でキーボードのレイアウトが変更できないという状況に遭遇してしまいました。そもそも英語版キーボード以外を接続する前提になっていない感じで、黒船たるガチ英語環境PCはこちらの都合に理解はしつつも自分の要求だけを飲むことを強く求めてきているようです。日米交渉決裂寸前です。

これは困った。



英語レイアウトキーボードを手に入れて英語版Windowsの軍門に下るの巻

2週間ほど色々頑張ったのですが、どうしようもないという結論に。ただし二つの言語のキーボードを並行して使うのも諦めたので改めてBluetoohの赤軸ホットスワップ英語レイアウトキーボードを購入。元の日本語レイアウトの子はMicrosoftのSurfaceを使っている娘が「レポート打つのにやっぱりちゃんとしたキーボードが欲しい」ということこで「貸し出し」することに。 まぁ戻ってこないでしょうけど。

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とりあえず3台まで接続先を切り替えられるので、これでOKです。ただしマウス(というか私の場合はトラックボールなのですが)を切り替えることは出来ないので、最初から何故かキーボード1台に2台のトラックボールが並ぶという不思議環境だったのですが、キーボートも含めて環境がようやく落ち着きました。

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このトラックボールを使う環境、腱鞘炎に悩んだ末にマイクロソフトのトラックボールエクスプローラを使い始めた2002年か2003年くらい(ちょっと定かじゃないです)からずっとで、最早普通のマウスは使えません(本当)。トラックボールエクスプローラは販売終了してからも随分と使い続けていて、でも同じようなモノが手に入らない時期が長かったこともあり、ヤフオクなどでスペアとして全部で5個くらい買い込んでいて、今でも二つは実働です。ただし自分の普段使いはBluetoohの方が楽なのでということでELECOMのボールが一番大きいのにしたんですが、何故二つあるかというと、一つは自宅メインのDELL。そしてもう一つは黒船たる英語WindowsのPC用。なにしろこちらは切り替えができないので、結果的に二つ並んでいて、外に仕事に出る時には一つを鞄の中に放り込んで持ち歩いてます。



誰が何と言おうともこれらは単なる仕事の道具です。たぶん、きっと、ぜったい。

PC回りが趣味と思ったことは過去一度もありませんし、今のこの環境も別に何か拘ってるつもりはないのですが、家族に言わせると「拘りが人の形して歩いてる」らしいです。
でも、そうかなぁ。
単なる仕事の道具なんですけどね。
あるいは仕事の環境の普段使いの道具だから拘ってるのかもしれませんが

しかし一体なんでそんな複雑な状況なのかって?Windowsが日本語英語とあって、更にUbuntu2台とか何だよって?

まぁ色々あるんですよ。

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