ピンボールハッピー

「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

2年前に入れ歯を入れられなかった口の中に、あらためて入れ歯を作る治療を行ないました。

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「やっぱり入れ歯がないとダメでしょうか?」

60代女性のJさんは不安げな表情を浮かべています。

Jさんの下の歯は前歯6本しか残っていません。
奥歯がないと食事がしにくいので2年前に入れ歯を作っています。
ところが違和感が強くてせっかくの入れ歯を装着していません。

今回は歯の本数がさらに減っているため更に大きい入れ歯が必要となるのです。

保険治療では入れ歯以外の選択肢はありません。
高額な自費治療のインプラントなどはご高齢のかたには年相応のリスクが生じます。
当院の治療方針にそぐわないのです。

「ここはご自身の健康のためにもがんばってもらうことが一番大切です」
来院されるたびに丁寧に説明しながら治療を進めてきました。

保険治療の通常の手順を経て5回の通院で入れ歯は完成。
装着すると
「あらっ、これなら違和感なく入れられます!」

心配していたのですが新しい入れ歯に簡単に慣れることができて、不自由なく使えるようになりました。

歯科治療はたまに不思議なことが起こるものです。
全ての患者さんにうまくいくとは限りませんがこのように時間が解決してくれることもあります。  

「やってもムダだ」
とあきらめないで相談していただければと思います。

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